『感動ポルノのヒカリとヤミ』終了しました!
きづけば12月。街中はだんだんとクリスマスの色が深くなっています。
さて障社研では先月19日、北文化会館にて『感動ポルノのヒカリとヤミ ~24時間テレビのみかた・みえかた~』を開催しました。
テレビに出演している障害のある人、またその放送のしかたについては賛否両論あります。賛成派は、普段、障害のある人とかかわりがない分、知るきっかけになる、障害のある人として意識していない、感動する番組が少ない分見てしまう。などの意見が。
その一方で、美化されている、障害持っている人は大変だ、かわいそうだとか頑張っているというのが、全面に出されいる。本当はもっと違ったところを出してほしいのに、障害者だからひとくくりにされがちだけど、それがいや。というのが反対派の主な意見です。
じゃあドキュメンタリーはどうなのか…。
24時間テレビの放送が開始された時代と、今の時代とを比べて変わったところはどこなのか…。
個人がネットを介して情報を公開する時代になっているけど…
というテーマで、参加者の皆さんとディスカッションをおこないました。
「このテーマは『社会の人々の意識と障害者』という捉え方もできるし、さらに『マジョリティとマイノリティー』とも捉えることができると思う。でもその中で、思考や価値観がこていかされられ、批判できなくさせられることが一番危険だということも大きな問題だと思います」と参加者Aさん。
セミナーでは、このほかにもいろんな意見が飛び出して、大変内容の濃いセミナーとなりました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。